皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
今日は、お母様方からよくご質問いただきます、乳歯の本数についてお話をさせていただきます。
乳歯の本数は全部で20本です。
大人の歯と比べると、かなり少ないのが特徴です。
歯には名前が実はありまして、お子様の一番前の歯から乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯と呼んでおります。
普通の赤ちゃんは、乳中切歯から生えてきます。
生えてきはじめは、本当にかわいらしいですよね。
乳歯はどのぐらいの時期から生えはじめるのか?もしくは、もう生えてきているのだが、早すぎはしないか?というご質問は、歯医者にとってかなり日常的なことです。
というのはなぜかというと、この部分はかなり個人差が大きく、おそらくお母様方もママ友に質問してもよく分からなかったり、結論が出なかったりというところなのだと思います。
実は、驚かれる方もいるかもしれませんが、産まれてきた段階で乳歯が生えている赤ちゃんもいるのです。
かと思えば、一歳を過ぎても生えてこないという赤ちゃんもいます。
人間って、どんな事柄においても個人差があるものですが、歯の個人差はなかなか面白いなといつも思います。