水沼歯科医院 SINCE 1955

水沼歯科医院ブログ

日ごろのケアで歯周病対策

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

今日も前回に続いて、歯周病の治療についてご紹介していきます。
4つ前のブログ記事から歯周病について取り上げていますので、歯周病で悩んでいる方や、もしかしたらと感じている方はぜひ読んでみてください。

前回もお伝えしたように、当院での歯周病治療の基本はスケーリングやルートプレーニングです。
スケーリングは歯に付いた歯周病菌の潜むプラークを除去する治療で、ルートプレーニングは歯ぐきに覆われた部分のプラークを取り除く治療です。

これに加え、治療の際に行う精密検査のデータを患者さんにお渡ししてもいます。
これを見ていただくと、どこにプラークが付着しているか、歯周ポケットはどのくらいの深さなのか、歯の揺れはどの程度なのかなどがご理解いただけます。
そして、そのデータを踏まえた上で、ご自宅でできるケアの方法などをアドバイスしています。

歯周病は生活習慣によって引き起こされる病気ですから、普段からのケアや歯みがきの方法を改善していくことが大切です。当院では、ブラッシングの仕方や歯ブラシの選び方までご説明します。
また、お仕事などが忙しく、歯みがきできるタイミングが限られてしまうという方も、ご相談に乗りますのでお申し出ください。

歯周病は生活習慣病

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

今回も、ここ数回のブログ記事同様に歯周病についてのお話をしていこうと思います。今日のテーマは歯周病の治療です。

最近では、フラップオペやエムドゲインなどの画期的な治療方法が登場しています。
フラップオペは、歯ぐきを切って骨を露出し、普通の状態では手のつけようがない部分のプラークを取り除く手術です。また、エムドゲインは歯が作られるときに分泌されるエナメル蛋白を主成分とした薬の名前で、歯周組織の再生に効果があるとされています。

これらはとても高度な治療で、もちろん素晴らしいものです。当院でも重度の歯周病を患った患者さんには使用します。しかし、歯周病はそもそも生活習慣病です。
歯周病の原因となるプラークは、人間がなにかを食べなければ生きていけない以上、絶対にゼロにはならないものなのです。ですから、日ごろからいかにそのプラークを少ない状態に維持できるか、が歯周病治療の根幹なんだと思っています。

そのため、当院では、歯の歯垢を除去するスケーリングや、歯ぐきに隠れた部分(歯根)をきれいにするルートプレーニングといった治療を徹底的に行います。
しっかりとお口の中を清潔に保つことで、フラップオペなどが必要ない状態を維持していこうと考えているというわけです。

被害は最小限に!

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

前回、前々回に引き続いて、歯周病のお話を続けようと思います。
まだお読みでない方は、一度目を通していただくと良いでしょう。

さて、歯周病の代表的な症状のひとつとして、歯肉、つまり歯ぐきが下がってしまうというものがあります。歯周病の患者さんが、「歯が伸びた?」と感じるのはこのためですね。

食べたり飲んだりすれば、誰でもプラーク(歯垢)が溜まっていきます。これ自体はどうしようもないことです。
そのプラークが歯ぐきの炎症や、歯を支えている顎の骨の吸収を引き起こしてしまいます。結果、溶けていってしまい、歯ぐきが下がっていってしまうのです。

これまた歯周病の怖いところなんですが、一度吸収されてしまった骨が元の状態に戻ることは基本的にありません。ですから、発見が遅れれば遅れるほど、患者さんにとっては大変なことになります。
しかし、だからと言って「もうダメだ」となっては、その後もどんどん歯ぐきはやられていってしまいます。重要なのは、気付いた時点で被害を食い止めることです。

クリーニングによって炎症を抑えることで病状の進行を止めることはできますから、歯ぐきが下がってるかも、と感じたのであれば、すぐに歯科を受診しましょう。
ここが、ご自分の歯や歯ぐきを残せるかどうかの分水嶺なのです。

定期健診で歯周病予防

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

前回は歯周病の症状をご紹介して、なるべく早く歯科医院に行ってくださいとお話しました。また、歯周病は気付きにくい病気であることにも触れました。

この「気付きにくさ」というのが歯周病の厄介なところです。
虫歯のように強い痛みがあれば、「なにかおかしい」と簡単に気付けるのですが、初期の歯周病には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。
そのため、本人が異常を感じることのないまま、病気だけが進行してしまいがちなのです。
歯医者に来たときにはすでに重度の歯周病で、歯を失ってしまう、ということも珍しいことではありません。

ベストなのは、やはり定期的に検診を受けることでしょう。
日ごろから歯をチェックしておけば、そもそも歯周病にならないように予防もできますし、万が一かかってしまったとしてもすぐに発見し初期段階で治療に入ることができます。

異常を感じていないとなかなか病院に行く気にはならないでしょうが、歯周病からお口の健康を守るためにも、歯科の定期健診を強くオススメします。

歯周病ってどんな病気?

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

みなさんの中に、歯ぐきがやせてしまったとか、歯が長くなったように見えるとか、歯がぐらつくといった症状で悩まされている方はいないでしょうか。
もしあるとすれば、それは歯周病かもしれません。

歯垢(プラークとも言います)の中に潜む歯周病菌が原因となる病気で、歯を失ってしまう可能性もある恐ろしい病気です。最近ではだいぶ知られるようになりましたから、気を使っている方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、歯周病はひとつの病気を指す言葉ではなく、歯ぐきやその内側の骨にまつわる病気の総称です。

最初に書いた通り、歯ぐきがやせてしまったり、歯がぐらつくといった症状が出ます。歯が長く見えるというのも、歯が伸びたのではなく歯ぐきが下がってしまったということです。
ほかにも、歯ぐきに違和感や痛みが出たり、冷たいものがしみるようになったりします。
こういった症状でピンと来た人は、なるべく早く歯科医院に行って調べてもらうのがいいでしょう。

どんな病気でも早期発見が大切ですが、歯周病は気付きにくい病気のため、特に早期発見が求められます。痛くないから放っておこう、ではなく、ちょっとした違和感でも受診するようにしてください。

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