水沼歯科医院 SINCE 1955

水沼歯科医院ブログ

歯周病を放っておくと

こんにちは。大阪市北区にある水沼歯科医院院長の水沼武史です。

毎日暑いですね。
歯科で「厚い」といえば、歯石です。

年齢を重ねると、若い頃に比べ、体力はどうしても落ちてきます。お口の中も同じで、壮年期には実に9割の方が歯周病にかかっているとの報告もあります。歯周病は様々なトラブルを引き起こし、最終的に歯を失うといった大事になるケースがあります。そうなる前にできること、セルフケアをしなければなりません。

歯周病予防には、まず、歯石の元、歯垢(プラーク)を取り除くことです。その為にブラッシングをする大切さ、みなさん、1度は耳にしたことがあるかと思います。

朝の忙しい時間、疲れている時、育児や家事、仕事に追われている時、毎日時間をかけ、丁寧にブラッシングするということは、最初の一歩としては、かなりハードルが高いかと思います。

そこで提案です。初めは1週間に1度、慣れてきたら3日に1度。まずは、日頃の歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシも使い、ゆっくりブラッシングする習慣を作ってみてはいかがでしょうか。

慣れてきたらそれが習慣になりますので 、慣れるまで、意識して取り組んでみてください。ブラッシングだけではどうしても取りきれない汚れがあります。これが歯石となり悪循環を引き起こします。その為に、定期的な歯のお掃除をクリニックでする事をお勧めします。

歯周病の予防、改善は、日頃のブラッシングです。フロスや歯間ブラシを使用し、日々コツコツ、丁寧にケア。そして、歯医者で定期的な歯のクリーニング。これに限ります。

ご自身の健康の為、がんばってくださいね。

CTとは

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

今回は当院にもあるCT(コンピュータ断層撮影)についてお話ししたいと思います。
近年歯科用のCTはコンパクトになったことにより、爆発的に導入医院が増えてきています。世界でもこれだけCTが導入されている国は少ないと思います。

ある意味、それだけ精度の高い治療が行えることの裏返しなのですが、やはり撮影すれば、それだけの量の放射線を浴びることになりますから、何でもかんでもCT撮影ということにはなりません。また、保険診療においてCTが撮影出来る場合というのが決まっていますから、治療費にも響いてしまいます。以上の理由から、当院でもケースを慎重に選んで、撮影を行っています。

確かに、以前と比べたら一回のCTによる被ばく線量(放射線量)は格段に少なくなりました。そういうこともあって歯科でも導入する医院が多くなったのですが、当院ではやはり被ばく線量が少ないものを選べるときはその方法をファーストチョイスしています。以前からある方法で十分診断ができる場合はそちらを選びます。つまり、そのような方法では診断が不確定という場合にのみCTを撮影させていただいています。なんでも新しい方法がいいというものではないからです。

ケースを選んでこそ、CTの便利さ、診断の高さというのがわかるのであって、何でもかんでもCTという考え方には賛成いたしかねます。だから、なんでも相談してくださいね。当院では、できるだけ体に優しい方法を選んで行います。

顎がまっすく開かなかったら

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

今回は前回の続きの顎関節症です。
顎関節症は大人だけがなるものではありません。成長期の子供さんでもなることがあります。特に、毎日勉強漬けの学生さん。受験だなんだかんだでストレスも大人顔負けでしょう。そんな学生さんの問題は、

1. 様々なストレスを知らない間に受けている
2. 勉強中に、気がつくと頬杖をついている

という方が多いのではないでしょうか?
子供は成長期もあってどんどんと体が変化していきます。精神的な変化もあれば、体格などの変化もあるでしょう。体格の変化は精神的な変化以上に大きなものではないでしょうか。

勉強中に頬杖をつくということは知らず知らずのうちに顎を片側に押しているということです。するとそのうちに顎の形が変わってしまい、顎関節症になることもあるのです。

放っておくと左右の顎の長さが変わってしまい、口をまっすぐ開けられない、そのうちに、顎を開けようとすると顎がカクカクと音を鳴らすようになってしまいます。そのあとは口が開かないとか、痛みが出てきます。

実際、痛みを消すとか、口を開けるようにするのは普通のクリニックでも可能でしょう。しかし、もっとひどくなると場合によっては手術が必要になってきます。

誰も痛いことはしたくないですから、そうなる前に早めにクリニックを受診する必要が出てきます。そんな症状があるなら、一度クリニックを訪ねてください、早め早めの対処が有効となります。

顎関節症ではありませんか?

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

最近、顎関節症の人が増えてます。患者様がクリニックにいらして、「はい口を開けてください」 なんていうときに、”あれっ”と思う時が時々あるんですよね。顎関節症かな?と思う時が。

その原因にはいろいろあります。ストレスや外傷であったり、普段の生活であったり。 ストレスはなかなか取り除くことができませんし、外傷は防ぎようがありません。 ですが普段の生活を改善するということはできそうな気がします。

お時間のある時に、まずは普段の自分の癖を確認するということから始めましょう。
大きな鏡の前に立ってするもよし、手鏡で調べるのもよしですが、その鏡の前で口を開けてみましょう。まっすぐに口が開いているならいいですが、口を開けようとすると右か左にずれるという場合は痛みなどがなくても要注意ですよ。通常は、皆さん痛みや音が気になって来院されることが多いですが、まだ症状がなくてもまっすぐ開かないのであれば問題です。あれっ と思うならもう一度ゆっくりと開けてみて、やはり口がまっすぐ開かない(口を開けるときにくの字や逆くの字を描く)という場合はどこかに問題がある可能性が高そうです。
                      
そんな状況を放っておくと、いずれ口が開かない、開けるときに音がするということになりかねません。我々は食事を取らないと生きていけません。年をとると食べることが楽しみという方がたくさんおられます。そんなときに、口が開かない、開けると痛いというのでは、食事が苦痛になってしまいます。せっかく歯がちゃんとあっても、食べられないという事になってしまいますので早めにクリニックを訪ねてください。

今日も虫歯予防デー

みなさん、こんにちは。
大阪市北区にある「水沼歯科医院」、院長の水沼武史です。

先月6月4日は虫歯予防デーでしたね。
ですが、6月4日だけが虫歯予防デーだというわけではありません。基本的に毎日が虫歯予防デーです。

なので毎日ブラッシングはちゃんとしないといけませんし、毎日でなくていいので、フロスを通すなり、歯間ブラシを使用するなりすることをお勧めします。

毎日フロスをする方がいいのですが、お口のケアに毎日時間をかけるのはなかなか難しいと思います。なので、最低週に1回はするようにしましょう。要するに自分のお口の中に興味を持つということが大事なのです。できれば自分で管理するのがいいでしょうが、出来ないのであればプロにお任せください。

虫歯は治らない、元に戻らない疾患なので風邪をひくというのとは全く違う病気です。風邪は治ったらその前とは基本的に変わらないですが、虫歯は削ったりして、場合によっては抜いてしまわなければならない病気です。サメのように次から次へと代わりの歯が生えてこればいいのですが、そんなことはありませんので、怖い病気なのです。

6月4日は自分のお口に興味をと持ちましょうと考えられたものであって、本来は毎日ケアしましょうと言いたいわけです。だから皆さんケアしてくださいね。できなければ定期的に我々がしますから。あきらめずにいきましょう。

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