こんにちは。大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
今回は2回にわたって知覚過敏症についてお話します。
みなさん、暑い夏、アイスを食べたり、ジュースやアイスコーヒーを飲んだりと冷たいものを食する機会が多いと思います。そんな時、思わず頬に手を持っていくことがありませんか。歯がしみて「痛〜」って思うことが。
そんな時、確かに虫歯の可能性もありますが、実は知覚過敏症ということが多いですね。
歯がしみるイコール虫歯、ということで来院される方が結構おられますが、以外と虫歯は少なく、知覚過敏症ということが多いです。知覚過敏症はどうやって直すかというと、薬剤を塗って治すということが多いのですが、なかなかすぐには治りません。その原因は知覚過敏がどうやって起こるかを探っていくと理解できると思います。
知覚過敏症の一番の原因は、歯ぎしりだとされています。そしてその歯ぎしりの原因となるのが、ストレスです。歯ぎしりすることで、ストレスを解消しようとします。起きている時なら気づきますから、それを止めることもできるでしょう。しかし、この歯ぎしりは寝てる間にするから止めようがありません。
逆に言うなら、ストレスを解消しようと歯ぎしりをするわけですから、止めるとストレスをためて他のところに症状が出るということになってしまいます。
となると根本的にストレスをなくすということがいいのでしょうが、そう簡単にストレスを解消するということは困難でしょう。人によって、何がストレスなのかということも変わってきますしね。
では治療法は次回。