こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
前にこちらのブログで、歯がなぜ二回しか生えてこないのかというおはなしを、私なりの考え方でお話をしました。
持論ではありますが、人間の寿命が延びたことで、歯の寿命を超えて歯には頑張ってもらわなければならない状況なのでは?という話でした。
実は、ちょっと面白いデータなのですが昔、厚生労働省が行った調査に「歯の寿命」というものがありました。
少し古いものなのですが歯の寿命は、おおよそ50年から67年で寿命が来るという調査結果になっています。
50年から67年と幅があるのは、歯の種類によって寿命が違うとされているためです。
この調査を鵜呑みにするわけではないのですが、やはり私が考える歯寿命に合致している感じがしています。
つまり歯は本来、どんなにもっても67年ぐらいなのであろうと。
要するに、今の寿命から考えると10年~15年ぐらい足りないのではなかろうかと思います。