水沼歯科医院 SINCE 1955

水沼歯科医院ブログ

歯医者さんが推奨する歯ブラシは?

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
先日のブログで、ブラッシングの仕方だけでなく、お使いになる歯ブラシにも気を配りましょうというお話をさせていただきました。
この間のお話は、古い歯ブラシを使い続けてはいけないという内容でしたが、歯ブラシで注意すべきところはそれだけではありません。
どのような歯ブラシを選ぶか?ということも大切です。

実は可能であればいろいろな歯科医院で、受付で販売している歯ブラシを見ていくと分かりやすいのです。
歯科医師が推奨する歯ブラシですから、当然理想的な歯ブラシなわけです。
しかし患者さまの場合、通常はかかりつけ医がいてその歯科医院に置いてある歯ブラシしか患者様はみることはないと思うので難しいでしょう。

歯科医院に置いてある歯ブラシは大概、基本的にはブラシ部分が小さめになっています。
これは、小さい方が奥歯までしっかりと磨けるからです。
毛先が細く、歯と歯の間に入り込みやすいタイプになっています。
また、ドラッグストアなどで販売されている歯ブラシは波型カットのようなブラシもあると思いますが、これは実はブラッシング効果的にはあまり期待できないというのが実情です。
そのため歯医者さんでは、普通の平らなカットのブラシを多く取り扱っていると思います。

歯ブラシは古いものを使い続けてはいけません

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。

最近の方々はデンタルIQが向上してきており、中には水沼歯科医院でしっかりご指導しなくても、バッチリのブラッシングをなさっている患者様もいます。
予防歯科に注力している水沼歯科医院としては、このような患者様が増えていってくれることは、本当に嬉しい限りです。

しかし!
ブラッシングに対しては意識が高くても、なぜか歯ブラシに対しての意識が低い患者様もいて、とても残念に感じているのです。

なぜなら、しっかり毎日歯を磨いていても、歯ブラシが古くなっていると毛先が広がっていて、きちんと磨けている状態ではないと推測できるからなのです。
もちろんブラッシングの仕方も大切です。
でも古くなった歯ブラシを使い続けることなく、定期的に新しい歯ブラシにチェンジすることも重要なのです。

ブラッシングの仕方同様、歯ブラシにももっと意識をもっていただき、毎日のケアをしっかりと行っていただければと思います。
そしてそれと並行して、定期的な健診とPMTCを行っていくことで、口腔内を健康に保っていきましょう。

永久歯はいつごろ生えてくるのか?

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。

お子様の歯は、最初は乳歯が生えてきます。
この乳歯は皆様ご存知のとおり、生え変わるものです。
本日はお母様やお父様からのご質問も多い、乳歯から永久歯への生え変わりのことを、ご説明しようかと思います。

前にお話をしておりますが、乳歯は前歯から生えていきます。
これは永久歯も基本的に同じです。
普通は下の前歯から生え変わっていきます。
そのあと、上の前歯が生え変わります。

生えかわりの時期ですが、下の前歯が平均的には6~7歳ぐらいに生え変わります。
上の前歯に関しても6~7歳、もしくはもう少し遅いぐらいに生え変わります。
乳側切歯は、上下前歯が生え変わってきて、その一年後ぐらいに抜け落ちていきます。
その後、乳犬歯・第一乳臼歯・第二乳臼歯と順に生え変わっていきます。
乳犬歯・第一乳臼歯・第二乳臼歯は9~12歳ぐらいの間に抜け落ちて、生え変わっていきます。

乳歯同様、生えかわりの時期については個人差が大きいです。
ですがおおよそ12歳までには、すべての乳歯が永久歯にチェンジするといったイメージです。

永久歯と比較して乳歯は虫歯になりやすい

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
先日は、乳歯の本数や生えはじめの時期についてのお話をさせていただきました。

最近のお母様とお父様はお子様の歯の健康に対する意識が高く、こちらも安心はしているのですが、お忙しくうっかり手を抜いて・・・ということもあると思いますので、今日はあえてお話をさせていただきたいと思います。

はっきり申しまして、永久歯と比較して乳歯は虫歯になりやすいです。
虫歯になってしまうと進行も早いです。
ですので、毎日の仕上げ磨きを怠ると、「ええっ!もう?」と驚かれるほどあっという間に、虫歯ができてしまうことも珍しくありません。
また毎日の歯ブラシをしっかりと行っているつもりでも、やはり歯医者さんでの定期検診やフッ素をサボってしまうと、「こんなところに虫歯が!」となってしまいます。

お子様の歯は、日々しっかりお家でのデンタルケアを行うことが重要。
そしてその上でかかりつけ医を持ち、歯医者さんと一緒にお子様の歯を守っていくことが大切になってきます。

乳歯って何本?いつから生えるものなの?

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
今日は、お母様方からよくご質問いただきます、乳歯の本数についてお話をさせていただきます。

乳歯の本数は全部で20本です。
大人の歯と比べると、かなり少ないのが特徴です。
歯には名前が実はありまして、お子様の一番前の歯から乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯と呼んでおります。
普通の赤ちゃんは、乳中切歯から生えてきます。
生えてきはじめは、本当にかわいらしいですよね。

乳歯はどのぐらいの時期から生えはじめるのか?もしくは、もう生えてきているのだが、早すぎはしないか?というご質問は、歯医者にとってかなり日常的なことです。
というのはなぜかというと、この部分はかなり個人差が大きく、おそらくお母様方もママ友に質問してもよく分からなかったり、結論が出なかったりというところなのだと思います。

実は、驚かれる方もいるかもしれませんが、産まれてきた段階で乳歯が生えている赤ちゃんもいるのです。
かと思えば、一歳を過ぎても生えてこないという赤ちゃんもいます。
人間って、どんな事柄においても個人差があるものですが、歯の個人差はなかなか面白いなといつも思います。

チョコレートを食べると虫歯になるの?

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
バレンタインデーが近づいていますね。
男の子も女の子も、お子様はウキウキソワソワしているのではないかと思います。

チョコレートと聞くと、虫歯の原因になるから・・・と思われている親御様は多いです。
特に幼少期、それを理由に「チョコレートは食べさせない」と決めてお育てになっているご家庭も珍しくはないようです。

確かに糖分は、ミュータンス菌のエサになってしまいますので、お子様が食べたがっていないのであれば、無理に食べさせる必要はないと思います。
もしも、お子様がチョコレートが好きで食べたがっているのであれば、だらだらと長時間食べたり、一日のうち何度も何度も食べてしまうような事は控えた方がいいでしょう。

当医院では、お子様がどうしても間食をしたいというのであれば、間食時間を決める事、間食を日に何度もしないようにご指導しております。

「できるだけ削らない、抜かないむし歯治療」の理由

皆様、こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。

当院では、できるだけ削らない、抜かないむし歯治療を行っております。
これは、先日からお話している通りなのですが、一度きりしか生えてこない永久歯を、しっかりと健康的に守るためのものなのです。

虫歯になってしまいますと、やはり削って詰め物をする治療が必要になってきます。
でもこの行為は、機能と免疫力を多少なりとも落としてしまうのです。
治療は、致しかたがない状態です。
しかし水沼歯科医院では、むし歯菌に侵された箇所を正確に診断し、できるだけ少ない削除量で治療するようにして、自然歯のダメージを最小限に留めることで、歯の寿命をのばせるようにしています。

また、重度のむし歯となると、抜歯を選ぶケースも多くありますが、当院の場合は抜歯は最終手段です。
何度もお話をしておりますが、一度抜いてしまうともう生えてこないからです。
できるだけ根管治療で処置しております。

歯周病予防に注力しています

こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
本格的な寒さに、外に出たくないとついついインドアになってしまっている私です。

さて、水沼歯科医院でも力を入れている歯周病予防。
どうして歯周病の予防は大切か、お分かりになりますでしょうか?
これはとても単純な話なのですが、歯周病は日本人が歯を失う理由のナンバーワンだからです。

前にもブログで書きましたが、人間の歯は乳歯が生えてきてそのあと抜け落ち、永久歯が生えてきてそれっきりです。
その後、生えかわることはありません。
つまり永久歯を大切に健康に守っていかなければ、それを失った後は、人工歯に頼るよりほかになくなります。

人工歯が悪いわけではありませんが、やはりご自身の歯で生活するのが一番です。
そこで怖いのが歯周病ということになります。
つまり、歯周病のならないようにすること。
これは自身の歯を守り抜くためには、大切なミッションなのです。

歯周病予防は、毎日のデンタルケアにプラス、水沼歯科医院で行うPMTCや定期検診がマストです。
健康な歯を、一緒に守っていきましょう。

歯の寿命を考える

こんにちは。
大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
前にこちらのブログで、歯がなぜ二回しか生えてこないのかというおはなしを、私なりの考え方でお話をしました。
持論ではありますが、人間の寿命が延びたことで、歯の寿命を超えて歯には頑張ってもらわなければならない状況なのでは?という話でした。

実は、ちょっと面白いデータなのですが昔、厚生労働省が行った調査に「歯の寿命」というものがありました。
少し古いものなのですが歯の寿命は、おおよそ50年から67年で寿命が来るという調査結果になっています。
50年から67年と幅があるのは、歯の種類によって寿命が違うとされているためです。

この調査を鵜呑みにするわけではないのですが、やはり私が考える歯寿命に合致している感じがしています。
つまり歯は本来、どんなにもっても67年ぐらいなのであろうと。
要するに、今の寿命から考えると10年~15年ぐらい足りないのではなかろうかと思います。

人間の歯ってなぜ二回しか生えないのであろうか?

こんにちは。大阪市北区にある水沼歯科医院 院長の水沼武史です。
人間の歯って、乳歯が生えてきて数年すると永久歯に抜けかわってそれっきりです。
私も専門ではありませんので詳しくはありませんが、世の中の生物には、歯が何度も何度も生えかわっていく生物も多いです。
そう考えるとなぜ人間は、歯が二回しか生えてこないのだろう?と不思議で不思議で仕方がありません。
もっと何度も生えかわるシステムなら、虫歯をそんなに神経質に気にする必要はなくなります。
便利な身体になると思うのですが・・・。

これは個人的な考え方なのですが、神様が二回の生えかわりで十分であると判断したから人間は二回しか歯が生えてこないのであろうと思っています。
でもそれは大昔の話で、人間の寿命がもっともっと短かったころのことなのではないかと思っています。
医学の進歩によって、人間は長生きができるようになりました。
日本人は特に長寿です。
つまり今の寿命で考えると、二回の生えかわりでは本来は不十分で、高齢者の歯は、本来の歯の寿命をとっくのとうに超えているということなのではないかと考えています。

寿命を超えてまで頑張って歯の機能を失わないでもらうためには、それ相応の努力が必要なのではないでしょうか?
それが定期検診であったりPMTCであったり、そして家庭でのホームケアであったりということなのかなと、私は思っています。

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